野依さんの思いと池田塾

「ノーベル賞・野依博士「本気で怒っている」日本の教育に危機感」
との記事
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190625-00010002-wordleaf-soci&p=1
で野依さんは以下の様に述べています。
『ただ問題は、学びが消極的な点。積極的に定説に対して疑問を投げ掛けたりすることがない。教科書などに書いてあったら、「ああ、それはそうですね」で済ませ、自分で考え「そうじゃないんじゃないか」と、工夫して挑戦しないのですね。
創造性のある科学者に必要なのは、いい頭ではなく、「強い地頭」。自問自答、自学自習ができないといけない。
それから、感性と好奇心。これが不可欠です。そして新しいことに挑戦しなければいけないから、やっぱり反権力、反権威じゃないと駄目ですね。年配者や先生への忖度(そんたく)は無用です。先生や社会は若者のこの自由闊達(かったつ)な挑戦を温かく見守る必要がある。』と。

 池田塾では、おけいこ事のように、手本にならわせるということをほぼしません。
生徒は教わらずに少々の導きとともに自力で進んでいきます。
池田塾のコンセプトは野依さんが上に述べている考えをほぼ同じです。

 でも一点だけ野依さんの現状認識が僕と異なる点があります。
多くの若者を取り巻く環境は自由闊達さを許さないガンコなものになっており、
若者を温かく見守ることでは中々若者の成長は望めないため若者へ積極的に
働きかける必要があると考えています。

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