夏休みの工作

塾から歩いて10分くらいのところに区立泉新小学校があります。
 以前このブログで書きましたが、
泉新小学校をベースにした「あそびの城」というグループでは、
50人くらいの小学生を対象に、数人の大人が指導者となって、
スポーツやウォークラリーや将棋などさまざまな遊びを
ほぼ毎週土曜に行っています。
 あそびの城からの依頼で、「科学工作」の指導に行くことになり、
先日8月25日に行ってきました。
多くの子供達は、この工作を夏休みの自由研究として学校に提出するそうです。
太陽電池やLEDや風力発電向きのモーターなど「エコ」っぽい部品を使った工作をすることにして、
4つの工作ネタを用意しました。

LEDで出来た目が点滅するキツネ、
風力発電でLEDが光る風車
ソーラーカー
太陽電池の扇風機

です。
ダンボールやペットボトルを再利用して材料として、
購入する部品は十分な性能かつ安いものを厳選して、
材料代は一人分200円~600円程度と、
教材会社で売っているキットなどと比べて、破格に安く抑えました。

 僕一人で40人以上の子供に指導するのは難しいため、
事前に、あそびの城スタッフのお母さん方と打ち合わせして、
指導者になってもらいました。
また、当日には、数人の中学生も指導の手伝いに来てくれていました。

 子供達は2時間弱の時間、苦闘し、指導者の手も借りながら、
多くの子供が一応の完成にいたりました。
 作品はエネルギーの変換、制御が応用されたものですので、
(例えば風車なら 風→回転→電力→光 というエネルギー変換)
現代の子供の日常のあそびではなかなか感じられない面白さを
感じられたのではないでしょうか。
 光を受けて、自分で作った扇風機が回り、涼しい風を生み出したときや、
がんばって作ったソーラーカーがの車輪が始めて回ったときなど、
子供達はとても嬉々としていました。

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